公善社のブログ

データあれこれ

【トピックス】
最近、アナログのレコード盤が人気を博しているようです。1990年代の初めにレコード盤はCDによって駆逐され、そのCDも今日音楽配信サービスに対し苦戦を強いられています。そうした中、デジタルにはない音の暖かみや大きなジャケットが再評価され、レコード盤が復活の兆しをみせているのです。

私もその一人かもしれませんが、今日デジタル疲れをしている人が大勢いるのではないでしょうか。また、高齢者を中心にデジタル弱者として社会的不利益を被っている人も少なくないでしょう。そんな状況下、アナログレコードの再評価はなんとなくホッとする話題です。

【公善社情報】
11月21日(日)セレモール斐川セレモール松江人形・盆提灯供養祭を開催します。供養をご希望の方は、前日20日までに最寄りの当社会館あるいは本社事務所までお持ちいただくか、当日21日朝9時から12時までにセレモール斐川とセレモール松江にお持ちください。

なお20日までにお持ちいただく方は、諸事情により不在となる場合や葬儀施行のため受付できない場合がありますので、事前にお電話をいただきますようお願いします。

 

【データあれこれ➊ 何曜日に葬儀が多いのか?】
一月を除いて、月別の死亡者数に大きな波はないということを以前ご紹介しました。それでは曜日についてはどうでしょうか? 2019年1月~2020年12月(2年間)における曜日ごとの葬儀施行の割合を調べてみると、以下のようになりました。

 月:14.0%  火:11.8%  水:14.9%  木:13.7%
 金:16.7%  土:15.2%  日:13.7%

土日が多いように思っていましたが、そうではありませんでした。友引の日に葬儀を避けるという風習はいまだに根強いと言えますが、友引はランダムにやってきますので、特定の曜日が避けられるということはありません。火曜日と金曜日に若干の凸凹があるものの、思い当たる原因はありません。当社だけの数値ですので、エビデンスとして十分ではないことにご注意ください。

 

【データあれこれ➋ 死亡から葬儀までの間隔は?】
もう一つ気になっていたことを調べてみました。近年の傾向として、死亡から葬儀までの間隔が若干延びているような気がします。そこで、死亡日から何日後に葬儀をしているかを調べてみると、以下のような数値が出てきました。

 2000年(平成12年):1.75日後
 2020年(令和2年):2.02日後

こちらも当社だけの数値ですのでエビデンスとして十分ではないかもしれませんが、20年を隔てて死亡から葬儀までの間隔が若干延びています。エアコンの普及や保冷剤等の進化により、遺体の保護にそれほど気を遣う必要がなくなったことが原因の一つとして挙げられるでしょう。また、隣近所の葬儀への関わりが近年急激になくなってきており、葬儀日程を遺族の都合で決めやすくなっていることも原因の一つかもしれません。

死亡後24時間経過しなければ火葬できないという規制がなくなれば、状況は変わってゆくのかもしれません。しかし、死亡者数の増加による火葬の遅延も予想され、当面は死亡から葬儀までの間隔は延び続けるような気がします。

関連記事

  1. 島根県立中央病院でのマスク贈呈式

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA

PAGE TOP