公善社のブログ

その節は大変お世話になりました

【トピックス】
 11月3日に稲佐の浜で神迎神事が執り行われ、全国の神様が出雲大社にお集まりになりました。今年は10月25日から11月23日までが、神在月となっています。
 比類なき文化財である出雲大社のお膝元に住みながら、私たち出雲市民はそのありがたさを見失いがちなのかもしれません。神在月の由来が記紀に記されているわけではありませんが、神在月を『古事記』に記された神話をひもとく良い機会としたいものです。八百万の神々が集うがごとく、なぜ多くの日本人が出雲大社に魅せられ、わざわざ足を運ぶのか、その意味をおぼろげながらも理解できるのかもしれません。
 『古事記』を原文で読もうとしても、たいていの人は最初の数ページでくじけるのではないかと思います。最初は無理をせずに、現代語訳や漫画を読んでもいいのではないでしょうか。マンガ日本の古典『古事記』(石ノ森章太郎作/中公文庫)を読んで、日本神話の魅力を発見した人も多いと思います。この他、漫画に翻案した作品は多数あるはずです。

【平田掃除に学ぶ会の思い出】
 10月22日『山陰中央新報』「読書」欄に、飯塚大幸著『沙羅の咲く庭』(紅書房)の書評が掲載されました。評者は、“わかりやすく「仏の心」が書かれる“、“(生きることのむつかしさに悩む私たちに与えられた)お薬のような一冊”であると記しています。
 本書の発行は今年7月であり、『山陰中央新報』にも取上げられていたのですが、不覚にも本書のことを知りませんでした。さっそく購入しようと思いましたが、今井書店にも、Amazon等にも在庫がなく、取り寄せには時間がかかるようです。現在、古本としての価格は定価の倍以上となっており、とりあえず市場に新刊が出まわるまで待とうと思います。
 飯塚大幸氏は山陰有数の名刹・一畑薬師の管長さんであり、特別養護老人ホームるんびにぃ苑を経営する社会福祉法人「真心会」の理事長もお務めになっています。その他、教育、スポーツ、社会貢献等々様々な分野でご活躍であり、私どもが言うのもおこがましいのですが、仏の教えを様々な社会的実践を通じて現実社会に生かそうとしていらっしゃる方だと思っています。
 当社と飯塚氏との最初のご縁は、葬儀ではなく、トイレ掃除でした。イエローハットの創業者である鍵山秀三郎さん(「日本を美しくする会」相談役)の掃除哲学に共鳴した飯塚氏と平田JCの有志は、平成13年、その実践の場として「平田掃除に学ぶ会」を創設します。当社は平成17年からご縁をいただき、以降月1回のトイレ掃除に参加させていただくことになりました。残念ながら平成28年3月をもって「平田掃除に学ぶ会」の活動は終了しましたが、当社スタッフは約10年間、トイレ掃除を通じてたくさんのことを学ばせていただきました。
 「学ぶ会」の事務局は一畑薬師に置かれ、会計、渉外、広報、備品管理等々をご負担いただきました。私たちは指定された会場に足を運び、微々たる参加費を納め、ご用意いただいた道具でトイレ掃除に取り組めばよかったのですが、飯塚氏はじめ役員の皆様の毎回のご苦労は大変のものであったと思います。トイレ掃除の後にはお茶とおにぎりまでご用意いただき、改めて感謝申し上げる次第です。
 私たち公善社スタッフは、飯塚大幸氏の名前を聞くと、トイレ掃除が終わった後の爽やかで充実した気分を思い出します。もっとも、当社でもトイレ掃除を経験できなかった若いスタッフが増えてきています。トイレ掃除を経験した者として、その尊い教えをなんらかの形で後進に伝えてゆかなければならないと思っているところです。
 飯塚大幸氏の活動に心より敬意を表し、ますますのご活躍をお祈りいたします。

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