首都圏を対象とした緊急事態宣言は、3月21日を期限に延長されました。感染拡大状況は小康状態にあり、まだまだ油断することはできません。
ところで、コロナ禍において「ステイ・ホーム!」という言葉をよく耳にされると思います。それでは、同じ「ホーム」つながりで、「アットホーム葬」という言葉を耳にされたことがあるでしょうか? この言葉は、平成27年5月に公善社により商標登録され、他社による使用が制限されている言葉です。
ひと昔前まで「家族葬」に対して、ある極端なイメージがまかり通っていた時代がありました。すなわち「家族葬=家族だけで執り行う=誰にも知らせない=閉鎖的」「家族葬か一般葬かの二者択一」。「アットホーム葬」はそうした極端な解釈に一石を投じるため、当社が生み出した言葉です。そこには、家族だけで執り行うか否かという形式にこだわるのではなく、「どのように送ってあげれば故人が喜ぶのか?」を中心に据えて葬儀というものを捉え直してみませんかというご提案が込められています。
決して閉鎖的になることなく、故人とご縁が深かった方々にもご参列いただきつつ、ご家族を中心としてアットホームな雰囲気でお別れをしていただく・・・そうした情景を「アットホーム葬」という言葉から想像していただければ幸いです。そして、ここ数年、そのような葬儀を選択されるお客様は確実に増加し、セレモール各館はそうした方向でのサービスも拡充してまいりました。「アットホーム葬」という言葉が今後一般化してゆくかどうかはわかりませんが、お客様の新たなニーズに相応しい言葉であったと思っています。
コロナ禍により、葬儀の在り方は大きな影響を受けています。またポスト・コロナにおいて、従来の在り方に戻るのか否かも定かではありません。しかし、変わらないのは「故人への思い」。当社はその思いを大切にしながら、アットホーム葬だけでなく、お客様のご要望に応じた葬儀をコーディネイトさせていただきます。
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