【トピックス】
2月6日、トルコとシリアにおいて大地震が発生し、両国で22,000人を超える方々が亡くなりました(2月10日現在)。東日本大震災を上回る死亡者数が、被害の甚大を如実に物語っています。心より、お見舞いとお悔やみを申し上げます。大変難しい国際情勢下にありながらも、迅速に多くの国々から支援が寄せられたことに、とりあえず安堵の思いを抱きます。
黒海を挟んで、北側では紛争が続き、南側では大地震が発生しました。戦と自然災害は、人々が時間をかけて築き上げた生活世界を一瞬で無に帰してしまいます。この世から絶望の涙がなくなることを祈ってやみません。2月10日記
【降雪・積雪時の足元を考える】
1月最終週の積雪によって、ここ出雲市においても、日常生活に少なからぬ支障が生じました。そうした中でも、葬儀は粛々と執り行われます。
寒波の最中、お客様から次のようなご質問がありました。
積雪で足元が悪い中、長靴(ブーツ)で会葬しても失礼にならないのか?
結論から言いますと、失礼にはあたらないと思います。むしろ、そうした悪天候の中、わざわざ会葬されたことに、ご遺族は感謝されるのではないでしょうか。
敢えて言うなら、長靴の色は黒で、ブラックフォーマルに合わせても違和感のないシンプルなデザインが望ましいと思います。雪国ではそういったタイプの長靴がよく売れるそうです。また、降雪がなく、駐車場の除雪が行き届いている場合には、車の中で履き替えるのも一つの手です。
なお、ホストの立場となるご遺族の場合、葬儀会館ではフォーマルな足元が必須だと思います。屋外では長靴を履き、館内ではフォーマルに履き替えればいいのではないでしょうか。葬祭会館から火葬場、火葬場から葬祭会館の移動は、積雪の影響を受けることは少ないのでフォーマルで通せると思います。
滑って転び、骨折でもしたら大変です。状況をよく見て、各自ご判断ください。
ご質問には、以上のようにお答えしておきました。次回の寒波到来に備え、ご参考になさってください。
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